朝からイザベルと一緒にベガデオの銀行へ、、、彼女は他の用もあるとの事で俺は自分の車で追走、、、カーブばかりの下り坂をイザベルはトヨタの新車で時速80キロ超えで爆走、、俺も合わせてアクセル踏んで、、、いつもは30分かかる道程を20分で着いちゃった、、、元気あるなあこの60代と70代コンビは

スペインでは大手銀行のSantander銀行の社員3名の小さな支店、、、この銀行は不親切でね、、、Taramundiで地元銀行の口座を開けたので解約しようとしてるんだが口座名義人が『ich-i』だからラチが開かない、、、それで強力弁護士イザベルの登場となったワケ、、、で、アレコレ話してたら口座がマイナスで500€借入になってると言うんだよユウジ、、、俺は貸してくれとも言ってないのに!
俺は全然気づかなかったが車の保険料が引き落とされていたんだな、、、日本の銀行にギリギリ有ったからカードで下ろしてなんとか本人ナシでも解約にOKさせた、、、俺が『ich-i』のサイン書くことで!

俺はトンボ帰りでナロガに戻り筵編み続行、、、と言ってもまだ2メートルしか出来ていない、、、編み始めたら装置の不具合に色々気づいてね、、、それを改良していて手間取っているんだよ

一番難しいのは駒なんだ

材料の柴垣が草と言うより木だから重くて硬い、、、だから少し進むと編みかけの筵が自重でズリ下がってしまうんだよ、、、そうならない為には紐を巻いてある駒板を重くしなければならない、、、それで石板を切って駒板に張り付けてみた、、、それに紐を引っ掛ける釘の位置も重要でね、、、色々やってみて板の上部の中央が良いと分かったよ、、、それに釘の頭の曲がり具合も肝心なところでね、、、。スキマを紐の直径よりほんの少し広くするんだ、、、この微妙なところで紐が外れず、しかも外し易い加減が大切なんだよユウジ、、、

できれば鶴の恩返しみたいにパッタンパッタンと軽快に織っていきたいんだが、なにしろ材料が広がった枝木だからなあ、、、こうやって両手絞って織り枠の間に押し込んでやらないと編んで行けない!

午後になって電話とネットの料金72€がTaramundiの銀行から引き落とされるという連絡、、、口座には開いた時に20€入れただけだから60€追加しとかないと、、、慌てて銀行のATMに行って日本の銀行口座からギリギリ100€出金してTaramundiの銀行口座にそれを入れようとするがうまく行かない、、、そしたら隣の土産店の女主人が見かねて手伝ってくれて無事終了、、、今日は一日中銀行に振り回されたなあ、、、

人影の無い村の道を少し散歩したらいつもは崖下からは見えないはずのホテルが目に入った

前にも書いたがこのホテルは近い内に手に入れようと思ってるんだ「文無し老人がナニ言ってる」と思ったかなユウジハハハ、、、でもなこの20年俺が必要だと思ったモノはレストランだって農園だってなんだって手に入れてきたんだぞユウジ、、、まあ手に入れたらもう要らないけどね、、、だからこのホテルももう俺のモノ同然なんだよハハハ。
この前見に行った時はね、ベランダからの眺めを眼下に生い茂った雑木が邪魔して半分遮られていてね「崖の雑木は整理しなくちゃなあ、、、」と俺は独り言を呟いたんだよユウジ、、、そしたら見てみろ邪魔な草木がキレイに刈り取ってあったワケだよユウジ!
