カマド

ユウジにヤカン一杯のお湯で身体を洗う方法を書いていて、ケン達が来たらヤカンでは間に合わない事に気付いた!

4人になるからヤカンでは 、、、それで思い切って、これまでのストーブを取り外し、たっぷりお湯を沸かせるカマドを作ることにした。

今度は湧いたお湯が冷めないで維持できる工夫をするつもり。

石切り

四角い石が無くなって、角に積む為の石を作った。

ハンドグラインダーに石切刃を付けて刻みを入れ、ハンマーで叩いて少しづつ割って行く。凄い粉塵で頭からつま先まで真っ白だ!

石積みは想像以上に手間がかかるなあ、、、ケン達が来るまでにアーチになる2,5メールまでは積み終えたいのだが、まだ1,5メートルくらいだ。

明るかったが気がついたら午後8:30、、、暗くならないうちに身体洗わないと!

で、風呂が無いのにどうするかと思うだろうが、ヤカンにお湯を沸かして、洗面器に入れる。沸騰した湯だから3分の1くらいであとは水を足す。それで上半身裸になって、まず頭と顔を洗う。蛇口の水で頭をゆすいで絞ったタオルで拭く。

洗面器にもう一度お湯を入れて、タオルを緩く絞ってそれで上半身を拭く。あまり強く絞らないのは、その方が汚れを取りやすいからだ。今度はタイルを強く絞ってそれで仕上げ拭きしてパジャマの上着を着る。

下半身を裸になって、洗面器に3度目のお湯を入れる。それで下半身を拭き終わったら、蛇口の下に足を入れて足をタワシで洗う。洗面器に4度目のお湯を作るが、これはもうお湯が少なくて、生暖かいくらいだが、タオルを洗うだけだからこれで良いのだ。

こうやって風呂に入らなくても、ヤカン一杯のお湯で全身を清めることができるのだ!

買い物に行けなかったのでいよいよ食うモノが無い。でもスパゲッティがある。身体洗ってる15分でスパゲッティは茹で上がった。それに昆布醤油をかけて食べる。讃岐うどんの醤油掛けみたいなもんだな。

こうして清貧の1日が終わった。じゃあおやすみ

ようやく電気と水が!

1週間ほど前、突然水道の水が止まってなあ、電気はともかく水が無いとどうにもならない。それで市役所に連絡してもらったら、ちゃんと水道の契約をして、料金払わないとダメと、、、まあ、当たり前だわな、、、此処に来た時、道路の傍に先っぽに止めキャップした水道パイプを見つけて、勝手に連結して使ったいたのだが、とうとう元栓を止められた次第。

それで市役所に行って、契約してきたのだが、どうも日本と異なり、本管から計量メーターまでの工事も使用者がやらなければならないらしい。それでちょうど市役所の前を通りかかった水道屋に頼む事ができた。といっても俺が交渉できるわけがないのであって、何を言ってもワカラン俺に手を焼いた職員が、代わりに交渉してくれたのだ。

それで今日その水道屋がやって来て、数日後に工事に来るというので、急遽俺はメーターを取り付ける場所を作らねばならなくなった。

写真を見ればわかる通り、配管の深さが浅いだろ。これだと重量がかかった時パイプが破断する恐れがあるんだ。それで今のうちにもう少し深く埋めておくことにした。メーターを格納する場所だが、壁をくり抜いて格納するのが一番良いが、この壁は後からくり抜くと次々緩んで収拾つかなくなるので、外側に石で祠みたいなモノを作ることにした。その工事まで頼むと高いモノになるからね。

こうやって、パイプの横を深く掘って、パイプを深く埋め直す。そして水道屋が軽量メーターを設置する石の箱を作る。

この後、電力会社からも作業員が来て、電柱を建てる場所の雑木を伐採したりして、石壁積みはできなかった。

6時頃雨が降ってきたので、今日は早め切り上げて夕食。

と言っても、何か料理するわけでもなく、炊いてあった元精飯と常備菜を食べるだけなんだが、常備菜のワラビの醤油漬けにビッシリカビが生えて、さすがにこれは食べる気にならない。それでこれは洗って火を通すことにして、もうひとつの常備菜(ストックしてあった、各種海藻の醤油漬け、ピーナッツ醤油漬け、ワイルドガーリック醤油漬けを全部混ぜて煮詰め直したモノ)で夕食。ジャガイモの箱の裏に人参の袋が落ちていて、これも真っ黒にカビていたのだが、表面を金タワシでこすったら、中まで腐ってはいなかった。それで細長く切って干しておいた。これはそのまま味噌を付けて食べている。

ずいぶん貧しい食事だと思うだろうが、独りでいると全く料理する気にならなくてなあ、、、それにアレコレ食べたいとも思わないのだ。元精飯と味噌だけでも結構旨いしなあ。生干しの人参に味噌つけて食べるのもオツなもんだよ。

ユウが帰国してから、ずっと買い物に行かなくて、そのまま1ヶ月経ったよ。ピラールお婆さんに貰ったジャガイモもとうとう底をついて、さすがに明日あたりは何か買ってくるか、、、と、思っているのだが、こうして暮らしてみると、本当はほとんど不要なモノなんだなあ!

風呂だって、もう1ヶ月入ってない。仕事が終わって全身をタオルで拭いているだけだが、それも慣れてくればそれで充分だものなあ。

石積み再開

必要な装置や道具が揃ったので、石積みが順調に進んでる。

今日は両側1メートルづつくらい詰めた。少しデコボコしてるのは、角石を直角に削ってないからだ。一々削っているとモルタルが固くなってしまうので、面に合わない場合は予定線よりはみ出させて積んでる。後で削るつもり。

下の写真は積み終わった石の上から水を注いだところ。こうすると泥が水に溶けて細かいスキマまで詰まるからね。翌朝ここを突き棒で搗き固めて、次の石を積み上げてる。今積んでる部分は、上をアーチ型にして3メートル×3メートルの大きなガラス窓にするつもり。だから両側の壁に3トンくらいの荷重がかかるからシッカリ作っておかないとね。

石の間に詰める土は、下の写真の石混じりの土を

一昨日作った選別プラントで振るったモノを使うようになったのでとてもスムーズ。

明日も1メートルは積みたいなあ、、、でも水道の契約に行かないとならんのだ、、、また市役所で手まね足まねだな!

 

独り玉掛け

土建業界では、モノを吊り上げる作業を「玉掛け」という。色々吊りバンドの掛け方があって、間違うと事故に繋がるから、玉掛け資格という国家試験があるくらいなんだ。

まあ此処は公共事業でもない個人の作業場だから、そんな事関係ないんだが、ウッカリすると先日みたいにユンボを横転させたりするからね。

それで石壁を積んでいくのに、重い石をユンボで吊り上げる為、大小の「石ハサミ」を作った。これは2人いると、1人がハサミを石にかまして手で支え、もう1人がユンボを操作して、持ち上げるとハサミが石をシッカリ掴んで移動させられるスグレモノなんだ。

ワイヤーやバンドを掛ける方法もあるが、これだと石に付けたり外したりするのに手間がかかるが、ハサミだと石を置けば力が緩んで、助手がハサミをチョット手でよければ簡単に外れる。

しかし、これを独りでやるのは至難の技でなあ、、、まず石にハサミを固定できない。少し持ち上げないとハサミが固定しないが、独りでハサミとユンホを操作はできないからね。何度もユンボに乗り降りしてちょうど良い高さまでハサミを持ってきて、ソーッとハサミを石に掛けるのだが、フラフラしてユンボで持ち上げようとするとハズレてしまう。

なんとか持ち上げて石積み途中の処に吊った石を移動させても、今度は所定の位置に置くのが難しい。石積み途中だから平らにはなっていない。下手すると置いた途端転げ落ちてしまう。

それでふとチェーンブロックという器具を思い出した。これは長いチェーンを引く事で、歯車が動いて重量物を上げ下げ出来る器具で、クレーンが無い時代はこれを使っていたんだ。幸い小型のモノが五千円ほどで売っていたので、これを買ってきて、ユンボと組み合わせた。

これだと片手でハサミを支え、もう一方の手でチェーンを引けるので、独りで作業できるのだ。早速やってみたら上手く行くのだが、最初ユンボでチェーンブロックの高さをちょうど良い高さに持ってくるのが非常に難しい。石の大きさやハサミの掛け場所によって、チェーンのたるみが大きくなってしまい、それを片手でチェーンを引くのがなかなか大変なんだ。

ユンボで持ち上げればハサミに力が掛かって固定するので、それまでバネ仕掛けでハサミを軽く持ち上げる為に、自転車の古チューブで引っ張ったら良かろうと思い、古チューブを探すのだが何処にも無いと言う。それで今度日本から持って来て貰う事になってるのだが、それまで仕事しないわけにもいかないし、、、子供でもいいからハサミをチョット支えてくれれば助かるのだがと思っていたら、イイ案が浮かんだ!

こんなふうに吊り上げるわけだが

ハサミの両側に紐が付いてるだろ。そして左側の紐には15センチくらいの鉄棒が付いてるの分かるかな。

ハサミをちょうど良い場所に持ってきたら、左側の鉄棒を右側の紐に通してグルグル巻き上げるんだ。すると紐が捻れてハサミを引っ張り、ハサミがグッと石を挟んで固定するのだ!!!

非常に簡単な工夫なんだが、、、これを思いつくまでに散々苦労したよ!

もう薪が無くなって、崖下から倒木を引っ張り上げなければいけないならんのだが、それも独りでは崖を上がったり降りたりしなければならず、やっとユンボに這い上がって持ち上げようとするとハズレたりしてなあ、、、ホントにガックリするんだが、これでもう大丈夫、、、苦労した当人じゃないとワカラン喜びだよ。

ハサミの材料は何個も穴が空いている鉄材を買ってきたんだが、これは穴を開ける必要がなくていいんだが、穴が空いてる部分が弱くて、少し斜めに力がかかると曲がってしまう。それに実際使ってみると丁度良い長さやカギの角度があってなあ、、、何度も作り直して、今日は大体理想的なハサミができたよ。

溶接すると顔が焼けてヒリヒリする。電光が強いからヤケドするんだな。それでふと思い出して、タマネギを擦り下ろして顔に塗ってみたら、2時間ほどでスッカリ痛みが取れたよ!これは凄い効きめだわ!こんなに皮膚の炎症を早く治すならタマネギで化粧水作ったら良かろうになあ。

 

土砂選別

「さあ、石壁を積んでいくぞ!」と、高らかに宣言してからかなり経つが、実はまだ全然進んでいない。面目ないが石が重たくて持ち上がらないのだ、、、あんな石くらいヒョイと持ち上げられたのに、、、いつの間にか筋力が落ちていたんだなあ、、、。

それに石壁は両側の石垣はモルタルで固めていくが、中は土で搗き固めていく。その土が大小の石が混じっていて凄く扱い難いのだ。ユンボでなら掬えるが、スコップや鍬では中の石にカチンと当たって、とてもじゃないが掬えたもんじゃない。これまで石を避けながら両手で掬い取っては入れていたんだが、それでは時間がかかってしょうがない。

それで大々的に土砂を選別するプラントを作った。

写真では分かり難いが、一番苦労したのは網マスとユンボのバケットの連結部だ。誰かもう1人いればビデオで見せると解り易いのだが、俺がユンボから降りずにバケットに付けたフックを網マスに引っ掛けたり、外したりできるのだ!

作業を説明すると、俺がユンボに乗って、

①まず背後にある土砂の山から土砂を掬い取って写真手前のコンクリート道の上に置く。

②そしてそれをバケットで押し潰す。

③それを再び掬い取って網マスの中に入れる。

④バケットにぶら下げてあるフックを網マスに引っ掛ける。

⑤網マスを持ち上げ斜めにして振動させる。

⑥土砂が仕切り壁の両側に落ちきったら、網マスを元の位置に降ろしてフックを外す。

という一連の作業をユンボに乗ったまま独りでできるんだよ。因みに写真のトラック2台分ほどの土を振るうのに半日かからなかった、、、ケンや宗久が見たら感動するはずなんだが、、、!

もうひとつの難題、重い石を持ち上げて組んでいく方法だが、チェーンブロックという器具とユンボの組み合わせを思いついて、明日はこれを試験してみるつもり。楽しみに待っててくれ。

禍福は糾える縄の如し

ここ3日ほど快晴が続いて、これは本当にありがたいのだが、良いことがあるとまた災いもやって来てなあ、、、

快晴とは、あたりまえの話しだが、雲や霧が無い状態だ、、、此処は風が吹いて雲や霧を吹き飛ばしてくれると晴れる。

という事はわかるなユウジ

晴れの日は風が強い→テントが揺れる→眠れない→ロープが切れる→テントが傾く→飛び起きる→応急処置する→雨で叩き起こされ風で叩き起こされ、、、独りで泣く、、、、、

ユウジ、今笑ったろう!隠してもダメだ。オマエと俺は以心伝心だからすぐ判る。俺の痛みはオマエの痛みとなって現われるのだぞ、、、今にオマエも酷い目に遭うぞ☠

しかし、テントはまだ当分使わなければならんから応急処置で済ますわけにはいかない。ロープが切れたのは品質の問題だが、テントの取り付け部分の滑りが効かない点も影響している事が分かった。それとロープの角度も改善の余地がある。

それで滑りを良くする為に、チェーンを切って輪っかを作り、それでテントとロープを連結した。角度を保つ為に、支柱を場所毎に長さ調節して、ロープが当たるところは滑らかな溝をつけた。

そうやって作った金具と支柱を対角に付けて締めていく。

ヤレヤレ、、、テントも数日のキャンプならともかく、半年1年と使うなら、やはり相当気合入れて建てないとダメだなあ、、、1日かかってテントはようやくショキッと建った。四隅に重石も置いて、これで強風でも大丈夫!

石積みの質問

これはケンに相談だ。ケンにもう一回メールするにはシンドイから、このブログで間に合わせるね。読んでるだろ?

御神木側の開口部を縦横3メートルのガラスを嵌め込むことにしたので、開口部の南側も崩して間口を広げ、下は地山の岩盤まで掘り下げ、基礎石を据えた。

 

下の写真は元の入り口だった石積みだが、土が挟んであるだけで、石灰もセメントも使ってなくて、チョン乗せしてあるだけだ。それでグラグラしてる。

崩した壁の断面だが、表面は面を揃えて土で目地どめし、中は土と石を放り込んだ感じだな。だから一旦崩し始めると、次々崩れていってキリがないんだ。

西洋の石造建築の壁が異様に厚いのは、そうしないと保たないからだという事が判ったよ!

それで俺が造る開口部は、石を縦横に組んでいって上部はアーチにしようと思うんだ。それで目地なんだが、モルタルが良いか、それとも石灰が良いかと迷っている。ケンはどう思う?それと組み上げていく壁と従来の壁の取り付けをどうしたもんかなあ、、、細かい石をただ土で挟んであるだけだから組みようが無いんだ!知恵を貸してくれ。

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ところでユウジ、今夕体を拭こうと思って蛇口を捻っても水が出なくてなあ、、、ここに来てからずっとタダで水使ってきたから、多分止められたじゃないかと思うんだが、、、明朝ピラールさんに訊ねてみるわ!

山奥だから水はタダかと思ったが、、、どうもそううまくはいかないようだ。

電気が無いのは何とかなるが水無しでは、、、ああ喉が渇いてきた!

 

今日も晴天

珍しく朝起きたら昨日に続き霧がかかっていない。「ヨシ、作業続行!」オット、その前に凹んだ台所の屋根を応急処置、、、そう言えばずっと応急処置やってるなあ〜俺の人生そのものが応急処置みたいなもんだわ!

応急処置やってる間に「だけどユウジは現場写真ばかりで、我が家の全景を見てないなあ、、、」という想いが浮かんできて、谷の向かい側に行って写真撮った。

小さい三角がテントだよ。と、見る見る霧がかかってきて又ナロガは霧の中に埋もれてしまった。やはり聖者?の住む山は人の目を避けるんだなあ、、、🤴

戻って、廃屋の内側に堆積している石を選り分ける。

崩れ落ちた石の中で使えそうなモノは選り分けておかないとね、、、石壁が脆いことは承知していたが、崩してみると残っている壁もグラグラで、こちらに石造は日本人が思っているようなガッシリしたモノではない。まあ強度で言ったら、日本の無筋ブロック塀の3分の1くらいのモノだろう。もしこれが日本に建っていたら、3年は保たないだろうなあ、、、震度2~3で崩れ落ちるのは間違いない。壁を崩した振動で、開口部の石垣が全部歪んでいる、、、これは相当積み直さなければならん!

でも家の中から見る御神木の姿は圧巻だよ!写真じゃうまく伝わらないが、、、

なにしろ幹周り5メートル、葉渡り14メートルの巨木だからなあ〜この凄さは此処で見ないと伝えようがないなあ、、、

それで考えた、、、これは変更しないと、、、それにオンドルはボイラーを使った温水床暖房にしようかと思う、、、どうも俺1人で全長20メートルの煙道を造るのは無理だと感じるのだ。悔しいかな石が持ち上げられない、、、ケンクラスの職人がいれば、俺がユンボで石を吊って、それを組んでいけるのだが、独りでは無理だ。

それで、オンドルは諦めて、床暖房にすることにした。それなら室内設計もかなり自由になるので、御神木をメーンに素敵な部屋にしたいなあ、、、。

 

玄関は東側にして、入ってきたら御神木が真正面にくる感じ、、、今写真に映ってる開口部を建物の中心にズラして、大きなガラス壁にしたら素敵だと思う。南側(写真右側)の壁も、平屋にするから半分くらい崩すし、そもそも歪んでいる部分を積み直すから、窓はもっと大きくできる。南側の景色もいいから、明るい部屋にできるよ。

ケンがお盆過ぎにやって来るので、その時、色々相談するのが楽しみだ。石を選り分けても、積んでおく場所が無くなったので、明日から崩れた壁を積み直していくことにした。シッカリした石を選んで積んでいけば、選んだり運んだりする手間も省けるからね。

明日も天気になりますように🙏

ユンボ横転

ユウジ、プッツリ音信無くて、何かあったじゃないかと心配したろう。

それが何かあったんだよ、、、ユンボを台地の上に置いて、廃屋の中から廃材を吊り上げて運んでいたんだが、欲張って大きな束にして釣り上げ旋回したら、荷重が重すぎてユンボが傾き始めたんだ。ちょうど真下に発電機がある場所だったので、慌てて右に振ったら台地の縁が崩れてユンボが横転しちゃった。

俺は弾みで前に投げ出され、ユンボより先に転げ落ちたので下敷きにはならなかったが、頭と腕を石に打ち付けてしまった。脳震盪を起こしたようでしばらくボーッとしてた。どうも口が甘いので、「これは血が流れているな」と、思って、鏡が無いからポケットにあったアイホンで自撮りした自分の顔を見たら、鼻と口から血が流れていた。

それでとにかくユンボを起こさないとユンボのエンジンがおかしくなってしまうと思って、横転しているユンボのアームにワイヤーをかけて、アームを曲げて車体を起こした。ユンボはなんともなかったので、安心したら、頭がクラクラしてきたので、テントに入って緊急お灸をした。

自撮りした時は腫れていなかったのに、それからブクブク腫れてきてなあ、、、もし動けなくなって、ピラールお婆さんが救急車なんか呼んだら最悪だから、一静にだけは連絡入れとこうと思って、気力振り絞ってチャット入れた。

しかしお灸はやはり効くなあ、、、翌日には、電柱建ての立会いがあって、これは此処に電気を引く為に、電線が通る土地の地主三人に、承諾書にサイン貰う集まりだから、行かないわけにはいかない、、、それでなるべく目立たないよう帽子を深く被って、手拭いでマスクして、杖ついてピラール宅まで行った。みんな俺の様子を不気味そうに眺めていたが、承諾のサインはすぐくれた。サインしなかったら何されるか判らんとビビッたのかも、、、因みに腫れあがった顔はアップしないでおく。全国から見舞金が集まり過ぎるとイケないからね!

今日ユンボに乗ったら、鉄パイプで出来ている二本の走行レバーが前に20センチくらい曲がっていた。パイプレンチで直したがが、俺が前に飛んだ時、走行レバーに当たって曲げたんだなあ、、、よくこっちが骨折しなかったもんだよ! 実際お灸には何度も助けられるよ。

それで今日は元気一杯、、、ストップしていた屋根と壁上部の解体作業を続行した。

下敷きにならないよう、壁にバンドを掛け、ユンボで引っ張る。

壁は轟音と共に崩れ落ち、モウモウの土煙

埃が収まると

二階部分はサッパリ無くなって成功だ、シビレルワァ~、、、しかし、実はこの壁の向こう側には台所があって、そこに石が落ちると台所が使えなくなるんだが、こんなもの手で崩してたら時間かかってしょうがないし、第一この壁の上でそんな作業してたら、俺が落ちてしまう。それで一か八かでユンボで手前に引っ張ることにしたんだ。

ドキドキしながら東側に回ってみると、大きな石は落ちなくて、屋根は少々凹んでいるものの、何とか保ち堪えていた。バンザーイ!

4日ほど休んだが、今日はその分取り返すほど作業が進んだ!

ナロガはスピード、スリル、サスペンスでスリーS満載のエキセントリックな生活だ。五感が緊張して快いわ!ユウジも快感生活しろよ。