恐怖の晩餐

今日の5時頃、ピラール婆さんがやって来て何が何でも「家に来い」という。俺たちがスペイン語を解さないと判っているはずなのに、こっちが判ろうが判るまいが一向構わず、物凄い勢いで喋る続けるのだ、この婆さんは!しかし好意イッパイである事は明白なので、あの物凄く臭い家に引き摺られるようにして連れて行かれた!

いつもの台所の部屋に入ると、長椅子に寝そべっていたセベル爺さんもムックリ起き上がってきた。そしてピラール婆さんがドデカイ長パンと肉の塊をドンとテーブルの上に置いて「さあ食べろ、さあ食べろ」と勧めるのだ。素早く大きな砂糖タップリのロールケーキやワインも出してきた。

もうどうにも逃げられない、、、

ユウジ、よく写真を見てくれ。右に突き出てるのは骨で、肉の下の方は脂身で、その下は皮で、その下には硬い毛が残ってるんだぞ!

もうとにかくお構いなしに、切っては出し、切っては出し、して来る肉とパンとチーズとジャムとチョー甘いケーキとウルフという名の強い酒を入れたコーヒーと(あの臭い部屋であの食い物の数々をユウジに喰わせて見たいわ、、、きっと吐くぞ!)、、、、俺は作り笑いしながら目を瞑って食べて、、、ゲップして、、、散々一方的なお喋りを聴いて、、、、、ようやく帰ろうとしたら、台所の奥の部屋を見ていけという。

驚いたことに、そこはブタ小屋(隣は鶏小屋,その向かいは牛小屋)なんだ。臭いはずだ。彼らは豚と同居してるんだ!豚だけじゃない、牛と鶏と猫と犬がみんな同居してるんだ!

それで婆さんがその豚の肩の辺をしきりに叩いて叫ぶのだ。どうもさっき食べた肉の塊は、ここで飼っていた豚の肩の肉だで、1番美味いところだと言ってるらしい、、、、、☠

昨日の法事の時、俺たちは何かのパーティーだと勘違いして、海苔巻きを持って行ったので、どうもそのお返しに彼らのご馳走を食べさせたかったらしい。1年に1回の催事で、豚を一頭葬ったようだ、、、🙀

ところで写真の俺は丸坊主でヒゲも無くなってるだろ、、、間抜けな話で、今朝バリカンで頭とヒゲを刈ったら、途中で気がついたらアダプターが外れていて1ミリカットになってしまったのだ。

だから豚肉の前でブタみたいなマヌケ顔を晒してるのだ、、、可哀想だと思わないかユウジ、、、、疲れた、、、もう寝るわ。

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