珍客

先日「K」と名乗る日本人から突然電話が掛かってきてね、土曜日にナロガを訪問したいとの事だったんだが昨夜(木曜日)にまた電話が来て「明日金曜日に訪問したい」と言うんだ、、、まあ俺はヒマを持て余しるから「構いませんよ」と返事したんだが、、、屋内が掃除終わってなくて慌てたよ!

それで今日(金曜日)の11:00頃にKさんは初老の夫人を連れてやって来た。

風雨が激しいので台所に招き入れてストーブを囲んでジックリ話しを聴いた、、、K氏は61歳でスペインに来てから6年、M夫人は67歳、、、2人は結婚してないがカップルだ。

2人はスペイン巡礼の旅で知り合って意気投合し、ナロガから車で40分くらい離れたベガディオの街に住んでる、、、M夫人の方はかなり繊細な神経の持ち主で、俺が何を目的に独居しているかを話したら感激して涙ポロポロ流すので困ったよ!

K氏がかなりスペイン語を話すので、会話はスムーズだった、、、すっかり仲良くなってタラムンディ の村で食事しようという事になり、村の金物屋の前まで行ったらピラール一家とバッタリ出会ってね!

もうK夫人とPillar婆ちゃんが機関銃のように喋り出して止まらない、、、しきりに俺を見ながら喋ってる、、、まあ考えてみればピラール一家も俺の事はほとんど知らないが、K氏とM夫人は今日かなり俺の事情を話したから、両方が情報交換したようだ、、、みんな俺を見ながらフンフン頷いてた、、、それぞれがそれぞれの見方で「啞樵像」を創りあげてるんだなあと思ったらチョットおかしかったよユウジ。

この人種の異なる初老のカップルに「あなた方は何を探して聖地を巡礼するのか?」と尋ねたら「心の平安」と言うから「自分が何者かも知らないのだから不安が無くなるはずないでしょ」と云ったんだ。

別れる時、「また是非会いたい」と云ってたから、少しは俺の云う意味に気付いたかも、、、