あるもので創る蔬路雅 Naroga

炊事場に台所用品や食料の置き所が無いので棚を作らねばならない。しかし材料が無いので廃屋の2階に残っている残材で何とかならないか、、、辛うじて三分の一くらいの梁が腐りながらも落ちずに残っていて、そこから慎重に使えそうな板を剥がして引きずり出す。

写真右手の壁に穴があるが、そこが昨日の煙突が壁の中を通って繋がっていた場所だ。どうもそこが炊事場兼暖炉だったようだ。この建物の一階は牛舎だったらしく牛糞が厚く積もっている。2階の暖炉のあった場所と思える残骸の中から、子供の革靴が出てきた。この建物は人が住まなくなってから70年経つというから、少なくとも70年以上前に子供がいたんだろうな。おそらくこの靴を履いていた子供も、今はこの世の人ではないだろうが、彼がこの家を出て人生を終えて、その彼が出た家を70年後に日本から俺がやって来て改修し始めた、、、どんな因果だろうなあ、、、もしかしたら一静の助産寺の赤ちゃんの中に産まれてきて、ここの来るようになるかもなあ、、、

しかし、70年も無人だったから、梁も床板もほとんど腐っていて、残ってる部分に大きな板石が載っている状態だから危なくてしょうがない。これをどうやって解体していくか、、、知恵をしぼらなければな!

ユウジ、俺は一昨日の明け方、夢で「此処にあるモノで建てろ」と天から云われた。あるモノで建てろと云われてもあるのはグネグネ曲がった雑木と腐れ石だけ!

 

しかしそれも段々面白くなってきたよ!天はどんなところにも人を生きさせる何かを用意しているはず。俺はそれを此処にあるモノでナロガを創って証(あかし)してみるよ!なんと云ってもナロガは真の自分と出会う聖なる場所だからなあ!水と空気は澄み切ってるから!

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